矯正治療に関するQ&Aです。気になる疑問はココで解決!

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Q&AQ&A

Q子どもは早い時期に矯正治療をはじめないといけないと聞いたのですが本当のところはどうなんでしょうか?

A:『はじめないといけない』、というわけではないのですが、はじめたほうがいい・・・くらいのニュアンスのほうがシックリきますね。これは矯正治療自体にも当てはまる考え方で、『矯正治療は全員が絶対にしないといけない』、ものではないということはまず念頭において取り組むくらいがうまくいくと思います。矯正治療と虫歯の治療との違いは、矯正治療には『しない、受けない、』という選択肢もあるということかもしれません。


それでは当院で子どもさんが早期に治療対象となる場合を以下に列挙してみます・・

・上下顎の骨格的なズレが大きな不正咬合
・放っておくと顎の成長や運動に悪影響を及ぼす可能性のある不正咬合
・舌癖などの悪習癖が原因となっている不正咬合
・顎と歯の大きさのバランスが悪いが、歯列を拡大することで非抜歯治療の可能性が高くなる不正咬合
以上の4パターンです。

つまり当院における子どもさんの矯正治療の基本的な考え方は、上下の骨格のズレのある患者さんに対して、顎の成長を利用できるこの時期に成長を抑制したり、促進したりすることで、その後のバランス良い成長を促すということです。

また、矯正歯科治療後の成否や終了後の安定に関わってくる舌の癖や口呼吸を中心とした悪習癖を改善する指導と治療としてMFTを率先して行っております。

さらに、顎の大きさと歯の大きさのバランスが悪い場合には歯列を拡大することで、なるべく永久歯列期の治療で非抜歯治療が可能になるように目標設定をして治療を行っております。

また、この時期には、患者さんの口腔清掃が不十分なことがありますので、装置については出来るだけ取り外しの可能な装置を選択し、原則、夜間就寝時のみの使用に限定しお子さんの負担をできるだけ軽減するよう配慮しています。

また、虫歯や歯周病を予防するために口腔衛生環境を整える指導と、PMTC(クリーニング)やディブライトメント(歯肉縁下のクリーニング)、フッ素塗布などのプロフェッショナルケアを行い、健康な歯で一生生活できるよう、ホームケアの習慣を身につけていただきます。この予防プログラムは、子供の治療期間から大人の矯正の間にも、継続して行われます。

以上、当院のお子さんの矯正治療の概略について説明したしましたが、ご理解いただけたでしょうか?ご不明な点はお気軽におたずねくださいね。

Q矯正治療は医療控除の対象になるのですか?

当医院の矯正治療は医療行為ですので、確定申告時に医療控除の対象になります。医療控除の申請には領収書のほか、場合によっては診断書を必要とすることもありますので、ご入り用の場合はお申し出ください。

Qブラッシングは難しくないですか?

当医院では治療と併行して日本成人矯正歯科学会【歯並びコーディネーター】を持つ専門の衛生士による予防プラグラムを実施しています。矯正治療中のブラッシング方法もしっかりお伝えします。

Q妊娠中でも治療は大丈夫ですか?

まったく問題ありません。ただし、装置が付いているといつも以上にお口の衛生管理が必要になりますので、ご出産直前までは定期的な通院をおすすめします。そして、産後は1~2ヶ月くらいお休みいただいた後に治療を再開するケースが一般的です。また、デジタルレントゲン検査でもごく微量ながら放射線の被曝をともないますので、気になる方は前もってお知らせください。

Q結婚式を控えているのですが?

おめでとうございます。結婚式は一生の想い出、晴れの日にはキレイな歯並びで迎えたいものですよね。当医院はウエディング初回に限り、矯正装置を一時的に取り外す治療の流れと優先治療プランを実施しております。また、目立ちにくい裏からのリンガル矯正治療もご選択いただけます。初診カウンセリング時に申し出ていただけましたらすぐに検討いたしますので、お気軽にお申し出ください。

Q食事で気を付けることはありますか?

粘着力のあるキャラメルやガム、繊維性のモヤシなどは引っかかってしまうことがあるので避けたほうが無難です。また、おせんべい、フランスパン、りんごなどの硬い物はブラケットが外れる原因にもなるので、小さくしてから奥歯でゆっくりと咬むようにしてください。また、カレーやトマトソースなどの色の濃い食べ物はゴム製の装置を変色させるおそれがありますので、できるだけ検診の直前まで控えるようにしてくださいね。

Q前歯だけ矯正することはできますか?

技術的には簡単なことですので、ケースによっては可能です。しかし、咬みあわせは前歯の見た目だけでなく、上下すべての歯が健康な状態で咬んでいることが大切です。

Qインプラント矯正ってなんですか?

正式には「TAD」という矯正治療のテクニックのひとつです。チタン製の歯科矯正用アンカースクリューを骨に埋入し、それを固定源とすることで、反作用のない歯の移動が可能になっています。これにより、矯正治療時の患者さんの負担と治療期間を大きく軽減できます。

Q歯を白くしたいのですが?

ご希望の患者さんには、矯正治療後に保定装置を付けるタイミングにホームホワイトニング(上下3万円)を実施することも可能です。ホワイトニング終了後には、デンタルスパコース(PTC・コーティング)を選択いただくことも可能です。

Qお支払いはどうすればいいですか?

基本矯正料に関しては一括払い、無金利分割払い(2年)のどちらでも選択していただけます。ご希望のプランをお選びください。また、各種クレジットカードの取り扱いもございますので、そちらのご利用も可能です。

Q保険は使えますか?

当医院は指定自立支援医療機関ですので、手術を併用した矯正治療や、口唇口蓋裂の治療には保険が適用できます。しかし、それ以外の矯正治療は自由診療扱いになります。ただし、医療控除の対象になりますので分からない場合はお気軽におたずねください。

Q治療の途中で引越した場合どうなりますか?

転居などで当医院への通院が難しくなった場合は、転居先でも継続して治療を受けられる矯正専門医院をご紹介します。なお、未治療分の治療費は当医院の規定に従ってご返金します。

Q歯を抜いて治療することもあるのでしょうか?

当医院ではなるべく歯を抜かないように治療していますが、抜いたほうが治療後の安定が良い場合や審美性が著しく改善される場合は、抜歯をともなう治療をご提案します。もちろん、説明もなく抜くようなことはありませんので、どうぞご安心ください。

Q検診の間隔はどれくらいですか?

検診は、ブラケットが付いた状態なら大人で月に1回のペース、お子さんは1~3ヶ月に1度のペースが一般的です。装置を外した後は半年に1回のペースでメインテナンスを実施いたします。

Q大人でも治療を受けられますか?

矯正治療には年齢制限はありません。ただ、年齢を重ねるほどにアゴの骨が減っていく傾向にありますので、もし治療を希望されているのでしたらなるべく早めに受診されることをおすすめします。

Q痛いと聞いたのですが大丈夫でしょうか?

矯正治療の痛みは2パターンあります。まず、装置が唇やほっぺの内側に当たって傷がつくパターン。この痛みは塗り薬で対応できますし、徐々に慣れてくるものです。

次に歯が動いたときの痛みです。これにはかなり個人差があり、歯に力を加え始めて1~3日後に痛みのピークがきて、その後1週間以内に収まるのが一般的です(まったく痛みを感じていない患者さんもいらっしゃいます)。

Q目立たない矯正装置で治療したいのですが?

当医院では審美性の高いマルチブラケット装置をご用意しています。また、目立たないリンガルブラケット矯正装置(歯の裏側からの矯正)も扱っていますので、ご興味がある方はお問い合わせください。

Q矯正治療の期間はどれくらいですか?

患者さん一人ひとりのお口の状態によって変わってきますが、ブラケットが歯に装着している期間はだいたい1年半~3年です。くわしい期間に関しては、治療計画を立てる段階でお答えします。

Qいつから始めるのがよいですか?

一般的に、7~9歳頃に上下の前歯(4本ずつ計8本)が永久歯に生え替わったときが矯正治療を検討する時期です。しかし、患者さんによって治療開始時期は異なります。生え替わりが始まったら、一度当医院までご相談ください。